ニュースリリース

2010年5月31日

「Webユーザビリティランキング2010<省庁サイト編>」結果 ~使い勝手の良さ1位は「宮内庁」~

 トライベック・ストラテジー株式会社(東京・千代田区、小川 淳社長)は、「Webユーザビリティランキング2010<省庁サイト編>」を実施し、全28省庁サイトのユーザビリティ(使い勝手や安全性など)を評価しました。調査は2010年2月から4月上旬にかけて実施しました。

■評価トピックス

• 最近話題の鳩山首相や蓮舫議員などの積極的なTwitter利用をはじめ、国会議員においてもインターネットメディアは国民とのコミュニケーションツールとして欠かせないものになっている。省庁においても、「正確かつタイムリーな情報発信と公開」「インタラクティブな意見交換」といった国民との接点としての、Webサイトを使用したコミュニケーションが重要なことは周知の事実である。そんな中、今回実施した「Webユーザビリティランキング2010<省庁サイト編>」は、そのことを踏まえてWebサイトが国民目線、ひいてはユーザー視点で構築されているかどうかを評価したものである。

• 国民とのコミュニケーションツールとして大変重要なタッチポイントであるはずのWebサイトだが、ランキング結果は昨年9月に発表した「主要企業Webユーザビリティランキング<企業サイト編>」の100社平均と比べて12ポイントのマイナスになっていることは非常に残念だ。企業側を指導する立場も持つ省庁にとっては、改めて自省庁のWebサイトを国民目線(ユーザ目線)でご覧いただきたい。

• 民間企業サイトと比較すると、特に「トップページの明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」「ヘルプ・安全性」においてその差が顕著に見られた。

• 上記の評価軸のうち、ユーザビリティ上もっとも重要な評価軸である「ナビゲーションの使いやすさ」を筆頭に、ユーザーがWebサイトを利用して情報を得ようとする際の使い勝手に大きな影響を与える評価軸においてマイナス評価となっている。

• 個別に見てみると、「ナビゲーションの使いやすさ」の点では、民間の企業サイトでは一般的に普及しているグローバルナビゲーションとローカルナビゲーションによるスムーズなサイト内回遊補助機能が省庁サイトでは用いられていないケースが目立ち、ユーザビリティへの悪影響を与えた。これは普段民間企業サイトなどによくアクセスしているユーザーが省庁サイトを閲覧すると、改めて個別のナビゲーション機能を学習しなくてはならず、目的の情報に辿り着くことが困難になるといったことが否めない。

• この省庁サイトのナビゲーション機能においては、インターネット黎明期で用いられていたようなメニューをフレームで切り出す手法や、サイトマップのみでしかそのWebサイトの全体像が分からず、都度そこに戻ってからでないとページ遷移できないといった、非常に使い勝手の悪いWebサイトも存在した。

• またグローバルナビゲーションはあるものの、そのメニュー数があまりに多い、またラベルの意味が分かりづらい、といった国民(ユーザー)目線で検討されたということが認識しづらいWebサイトも散見された。

• さらに「ヘルプ・安全性」において多くの課題が出たのも特徴的である。一般民間企業サイトにおいては、「資料請求」、「メルマガ・会員登録」などは潜在顧客囲い込みといった明確な目的の中で、さまざまな創意工夫を凝らし、かつ個人情報取得に配慮したユーザビリティの高い企業が目立った。一方で省庁サイトを見てみると、個人情報取得プロセスにおいてのユーザビリティの悪さ、FAQを中心とするヘルプ・サポートコンテンツの不足といった利用者が気にするだけでなく、昨今ますます重要性を増す個人情報管理関連のコンテンツへの配慮が少ないことは大きな問題であるといえる。

• そんな中で、上位ランキングの省庁サイト(「宮内庁」「文部科学省」など)においては、先の民間企業サイトと遜色ないユーザビリティを担保しており、国民(ユーザー)目線に立った情報公開や意見交換といったコミュニケーションへの前向きな姿勢がうかがえた。

順位 省庁/サイト名
1  宮内庁
2  文部科学省
3  観光庁
4  国税庁
5  防衛省
6  金融庁
7  水産庁
8  中小企業庁
9  経済産業省
10  農林水産省

■評価方法
 トライベック・ストラテジーのユーザビリティ診断プログラムを用いて、「アクセス性」、「サイト全体の明快性」、「ナビゲーションの使いやすさ」、「コンテンツの適切性」、「ヘルプ・安全性」の5評価軸、全97項目について評価した。

2014年12月にオフィスを移転いたしました。
移転先の詳細はこちら
※以下の会社概要・お問い合わせ先は発表当時の情報です。

【会社概要】
会社名 トライベック・ストラテジー株式会社
住所  東京都千代田区三番町1-1 KY三番町ビル2階
代表者 代表取締役社長 小川 淳
設立  2001年9月4日
資本金 8,765万円
事業内容
Webコンサルテーション、インテグレーション事業
(Web戦略策定からサイト構築、運営支援までのトータルソリューションをワンストップで提供します)
URL http://www.tribeck.jp/

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
トライベック・ストラテジー株式会社
担当 斎藤 / 中村
TEL 03-5421-8080
FAX 03-5421-8081
E-mail:u100@tribeck.jp

お問い合わせ

Web戦略策定からサイト構築、オペレーションまで、最適なワンストップのソリューションを提供します。
お気軽にお問い合わせください。

ウェブロイヤリティスコア(WLS)
オウンドメディアの総合力を3つの評価によって可視化することで、オウンドメディアを通じた顧客ロイヤリティ、さらにはそこに影響を与える要因についても客観的に把握し改善につなげることが可能です。
ユーザビリティ診断
徹底したユーザー視点でWebサイトのユーザビリティを100点満点でスコアリングすることで、Webサイトのユーザビリティの問題点を客観的に把握することができます。競合サイトとの比較や、リニューアル前後の比較も可能です。
Insight Finder
Insight Finder
トライベックのUXフレームワークに基づいたリモートユーザーテストにより、従来のユーザー調査に比べて短期間・低コストで、サイト来訪からコンバージョンに至るまでのユーザー行動プロセスにおける“インサイト”を浮き彫りにします。